ウチの犬、はなのルーツはカナダのニューファンドランド地方。
ラブラドール州ニューファンドランド。 ニューファンドランド島は地図で見ると北海道より広そうだ。
ラブラドールも犬種だが、足が長くスリムで活発。ニューファンドランドとはまるで正反対。 この似ても似つかない二つの犬種が同じルーツなのかどうかは知らない。
ここの所、毎日が酷く蒸し暑い。ウチのはなは一日中ハアハアと荒い息をしている。 庭にタープを張って日陰になったレンガの上に寝そべっているが、まるで熱にうなされた病人の様だ。
それでも食欲だけは落ちないから今年も耐えてくれるだろう。
1月2月は絶好調で走り回っていた。気温が10度以下なら元気。人間とは快適温度が10度以上違いそうだ。
知り合いになった横田のアメリカ人がウチの犬を見てニューファンドランドの話になった。 3年程ニューファンドラント島にある米軍基地にいたそうだ。
「この犬は暑さには弱い。」
「そうだろう。一年の半分は雪がある所だ。」
これにはちと驚いた。 まあ、サハリンかカムチャッカぐらいか?
寒い所だったが釣りを楽しんだそうだ。彼は18歳で軍に入隊し、20年以上勤め、今年中にリタイアしてオハイオに帰ると言っていた。
CityよりもCountry sideが好きだと言ってたから、結構、話は通じる所があったはずだ。 聞きたい事は色々とあったが、せっかく答えてもらっても半分以上は理解出来ないのが誠に残念。
タイタニックがなかなか通じなかった。発音が悪かったのだ。
Titanic の発音は後のTAにアクセントをつけないと通じないのだった。 big accsident, famous big ship と言ってやっと分かって貰えた。
タイタニックはニューファンドランド島の東600km程の地点で沈んだ。 そんな寒い所がルーツだとすればこの蒸し暑い日本で生まれたとしても辛いだろう。
獣医によると「この犬種ニューファンドランドは暑さに弱く、北海道でもキツイはず。」と言われたそうだ。
標高2000m以上の高地ならかなり楽な事だろう。山小屋の番犬にでもなれば元気にしているに違いない。
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