ニューファンドランド犬
ウチの犬、はなは2歳を過ぎてから家にやってきた。
ルーツはカナダのニューファンドランド地方。
ラブラドール州ニューファンドランド。
ニューファンドランド島は地図で見ると北海道より広そうだ。
ラブラドールは足が長くスリムで活発。ニューファンドランドとはまるで正反対。
この似ても似つかない二つの犬種が同じルーツなのかどうか?
蒸し暑い夏、はなは一日中ハアハアと荒い息をしている。
庭にタープを張って日陰になったレンガの上に寝そべっているが、まるで熱にうなされた病人の様だ。
それでも食欲だけは落ちないから今年も耐えてくれるだろう。
1月2月は絶好調で走り回っていた。 気温が10度以下なら元気。人間とは快適温度が20度近く違いそうだ。
ニューファンドラントにある米軍基地に3年程いたと言う米軍人からニューファンドランドの話を聞いた。
「この犬は暑さには弱い。」
「そうだろう。一年の半分は雪がある所だ。」
これにはちと驚いた。 まあ、サハリンかカムチャッカぐらいか?
あのタイタニックはニューファンドランド島の東600km程の地点で沈んだ。 そんな寒い所がルーツだとすればこの蒸し暑い日本で生まれたとしても辛いだろう。
獣医によると「この犬種ニューファンドランドは暑さに弱く、北海道でもキツイはず。」と言われたそうだ。
標高2000m以上の高地ならかなり楽な事だろう。 山小屋の番犬にでもなれば元気にしているに違いない。
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