Fire

山下真司の食いしん坊万歳!

フジテレビ取材


1994年1月22日
「スペシャル東京」の取材から年が明けて、今度は「食いしん坊、万歳!」の取材がありました。 その年から”食いしん坊”が山下真司さんに交代し、放映が始まったばかりでした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
撮影前夜、五日市は雪になった。またよりによってなせだ?
晩飯を食っていたらディレクターから電話が入った。 檜原村での撮影を終えて雪の降りしきる中を今、五日市の旅館に着いた所だという。 

「明日の撮影は何としてでもやるから、よろしく。」との事。 
「こちらも車にはチェーンを巻いた。 O.Kだ。」と答える。

翌朝6時前に起床して準備。 7時には現場に到着。 小屋の周りは一面真っ白だ! 
まずは雪かきから仕事だ。 今年初めての雪は川に捨てるのが勿体ないくらいの上質の粉雪だ。 積雪10cm程度だがスキーにはもってこいの粉雪。  朝日がまだ上ったばかりで真っ白な山が半分赤く染まっている。きれいだナー!
しかし眺めているほど暇ではないのだ。 撮影隊がやって来る12時過ぎまでに燻製を仕上げておかなきゃならない。

スペアリブ5キロとジャーキー3キロを小屋に吊し、薪ストーブに火を入れたら8時半だった。
たき火を景気良くボーボーと起こして冷たくなった足を暖める。 一緒に出演する地元の燻製仲間もやって来てそれぞれのスモーカーを設置する。 準備は万端。

さて、撮影隊は予定よりも遅れて1時頃やってきた。 また大勢来たナ。10人程か。 
山下真司はデカイ! ほんとにでかいな。
取材が決まってから番組を見るようにしてたのだけれど、真司君はなかなかおいしいとは言わないようだ。

  「それではスペアリブをいただきます。 これは、・・・・。モグモグ。」
「うまいですね。」
 おや? 最初っから出たかい? そして、ジャーキー、牛タン、ヤマメと続いたが、真司君は難しいことは言わずに「うまいです。」を連発した。

撮影後、「ぼくはめったにおみやげくださいなんて言わないんですよ。 でもこれは、かみさんにも食わせたいな。」

そうかいそうかい。よしよし。 お前さんは結構、くいしんぼらしいな。 今回の撮影は6日間連続だったそうで、最終日となる今日の午前中は石焼きステーキを食ってきたそうだ。
でも、この後はさらに続けて最後の「ゆでまんじゅう」が待っているそうで「もう、たくさんだ!」という顔をしていた。 6日間、連チャンで食って回るのも仕事とはいえ楽じゃないだろナア。
お疲れさん。

取材は1月でしたが、放映は3月でした。

Fire

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送