ピザは野遊び
ピザを焼くのは野遊びです。 火で楽しく遊んで美味しく食べるのです。
薪に火をつけて、おき火でピザを焼くことにこだわっています。
チーズはモッツアレラを手に入れればその方がおいしいでしょう。でも、気軽に大勢で楽しむのが最優先です。
トマトソースはかみさんが畑で採れたイタリアントマトを煮込んで作ります。これがあれば文句なし。でも、量には限りがあります。
生地をこねる時、粉で違いがあるのはやってみて分かりました。けれど、この粉でなければならないってのは有りません。
焼く前に１時間は寝かせるので、前もってこねておくのですが、本当は人が集まってから何人かでこねた方がきっと楽しいでしょう。
ピザにはやっぱり赤ワインです。けれどこれも高級ワインは不要です。外で飲むワインは値段とは無関係においしい。
一番こだわるのは火です。薪をどう積むか？ どの順番で積むか？ 積み方がきれいか？
火がきれいに付くか？ マッチ何本目でつけられるか？ １本でつけば完璧。
種火がすんなり燃えてくれる様に、細かい木屑や小枝を重ねていく。
一旦、雰囲気温度が上がってしまえばもうあとは何もしなくてもいいはず。もし、そうならなかったのなら積み方が悪いのか？ それとも薪が悪かったのか？
火は積んだ薪のてっぺんに付けます。 上から下に細かい木屑から小枝に、段々と下の太い枝に順番に燃え移って行くのを見ているのが楽しい。
火が無理なく燃えてくれれば煙もひどくは無いはず。火は徐々に大きくなり、やがて勢い良く燃え始めるのです。
火が完全燃焼してくれれば煙も少なくてすむはず。 無理やり燃やそうとすればまだ温度が上がっていないから煙い煙い。
一番下に据えた太い薪に火が移るまで１時間、じっくりと釜の壁が熱くなるのを待ちます。
途中で薪を足すのはやりません。 それをすると温度が下がって煙が出ます。 一旦、火が付いたら途中で手を出さずに燃えて欲しいのです。
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