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8月のある日、ツマグロヒョウモンのメスが庭に来ていた。

ついに庭にも現れたか。　スミレに産卵中。

どこの庭にもスミレはある。食うには困らない。

いつの間にか終齢幼虫が庭のあちらこちらに

どうだと言わんばかりに派手なこと。　いかにも刺すぞって構えだが実は脅しだけ。
これなら鳥も食わないだろう。

そして変態の時期が来た。

ぶら下がってじっと動かない。

派手な角も鳥避けか？

姿勢を低くして庭を眺めると10個ぐらいの蛹はすぐに見つかる。

羽化は10月1日だった。

派手さではヒオドシチョウといい勝負か？

秋の空に向かって

ヒョウモンチョウの仲間は涼しい高原に多いのだが、ツマグロは南方系。

ツマグロヒョウモン - Wikipedia
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本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し
1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察される・・
2002年には北関東でも目撃報告がある。
2006年現在、北関東でもほぼ定着し、普通種になりつつある。
・・・・・・
きっといつの日か津軽海峡も渡ってしまうのだろうな。

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